【築古アパート編】ノウハウゼロの会社員、2世帯の平屋を引き継ぐ。入居者ファーストの修繕が「家賃収入月40万円」への扉を開いた話

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おはようございます。サラリーマン投資家のまるです。

前回の記事では、コロナ禍に引き継いだ駐車場への減額要請に対し、相見積もりと強気の交渉で「月10万円」まで賃料をアップさせた逆転劇をお話ししました。

「ピンチの時こそ、まずは冷静に行動を起こすこと」の大切さを身に染みて学んだ私ですが、人生一寸先はハプニング(?)。環境の変化は、私の想像を超えるスピードで次の一手を求めてきました。

今回は、駐車場の件から間もなくやってきた、「築古平屋アパートの引き継ぎ」から「家賃収入月40万円」を目指す新章突入までのリアルな軌跡をお届けします。


第1章:次にやってきたのは、なかなかの「築古アパート」

駐車場を引き継いでから、本当にまもなくのことでした。
なんと今度は、別の親族から小規模なアパートを1棟、引き継ぐことになったのです。

その物件のスペックは、なかなかにノスタルジックなものでした。

  • 平屋建て(木造)
  • かなりの「築古(ちくふる)」物件
  • 2世帯が入居中
  • 毎月の家賃収入は、合計で約10万円

前回の駐車場も「ノウハウゼロ」からのスタートでしたが、あちらは言ってしまえば「ただの土地」。しかし、今度は雨風にさらされる「建物」があり、そこには実際に生活されている「入居者さん」がいるのです。

「毎月10万円の家賃が入ってくるのはありがたいけれど、もし修繕が必要になったらどうする?」
「そもそも、この古い建物の管理ってどうやればいいんだ?」

いざ「アパート経営」という未知の領域を目の前にすると、完全に足がすくんでしまいました。もちろん、これまでに不動産賃貸業の経験なんて1ミリもありません。

「一体、何から手をつければいいんだ……?」

頭の中に「?」マークが溢れ返り、駐車場の時とはまた違ったベクトルの不安が、じわじわと押し寄せてきたのです。


第2章:素人大家のヒアリングと、最初の修繕

「悩んでいる暇があるなら、まずは現状を徹底的に調べよう」

そう思い立ち、契約書やこれまでの管理履歴をひっくり返し、色々と考えていくうちに、ある「幸運な事実」に気がついたのです。

それは、いま住んでおられる2世帯の入居者の方々が、どちらも非常に長く、このアパートを大切に利用してくださっているということでした。築古物件において、長く住んでくれる優良な入居者さんは大家にとって最大の宝物です。

「築年数は古くても、ここに愛着を持って住み続けてくれている人がいる。だったら、その人たちが一番困っていることを解決するのが、大家としての最初の仕事じゃないか?」

そう思い至った私は、本業の営業活動さながらに、入居者の方々へ直接ヒアリングを行うことにしました。実際に住んでいるからこそ分かる「生の声」を聞きに行こうと決めたのです。

「いつも長く使っていただき、本当にありがとうございます。今回、縁あってアパートを引き継がせていただきました。もし、普段の生活で不便に感じていることや、直してほしい場所があれば、ぜひ遠慮なく教えてください」

突然の申し出に少し驚かれつつも、入居者さんたちはポツリポツリと、古い建物ゆえの悩みを打ち明けてくれました。

「実は、玄関ドアの建て付けが悪くて、毎日の開け閉めが少し大変で……」
「お部屋の内装の、この部分が傷んできていて気になっていたんです」

どれも、毎日を過ごす上で地味にストレスが溜まるポイントばかりでした。
ヒアリングを終えた私はすぐに行動に移し、引き継いで最初のアクションとして、まずは玄関ドアの修繕と、指摘のあった内装のリフォームを手配したのです。

工事が完了したとき、入居者の方々から「本当に見違えるようになりました!これからも長く住み続けたいです」と、非常に強い感謝の言葉をかけていただいたことを、今でもよく思い出します。胸の奥がじんわりと熱くなるような、大家業ならではの本当の喜びを知った瞬間でした。


第3章:ハイブリッド運用の誕生と、次なる野望

この「駐車場の経営(攻め・柔軟)」と、今回の「築古アパートの所有(守り・安定)」、毛色の違う2つの不動産を同時に持つことになったことで、私の視界は一気に広がりました。

何より大きかったのは、「リスク分散」と「収益の安定性」というハイブリッドなポートフォリオが完成したことです。気づけば、私の手元には毎月合計で20万円程度(年間約240万円)の安定した家賃収入が、トントンと入ってくるようになっていました。

毎月20万円の副収入があるというのは、サラリーマンにとっては精神的にかなり大きな後ろ盾になります。しかし、ここで満足して思考を止めてしまわないのが不動産投資の面白いところ。実務や書籍で様々な勉強を重ねていくうちに、私の頭の中にある「次なる野望」がムクムクと頭をもたげてきました。

「サラリーマンという最強の属性を活かして、レバレッジ(融資)をかけたら……さらに家賃収入を伸ばせるんじゃないか?」

「毎月20万円のキャッシュフロー」という強固な土台と、黒字経営の実績、そして本業の社会的信用がある今なら、銀行を巻き込んで規模を拡大していくフェーズへ進めるはず。

よし、次の目標は決まった。
「月間の家賃収入として、40万円の副収入を得られるようになること」

現在の20万円から、一気に2倍へのスケールアップ。本業のサラリーマンの給与と並ぶ、あるいは超えていくような、人生の選択肢が爆発的に広がるインパクトを持つ数字です。


最終章:あの時の「先を見据えた行動」が、未来を連れてきた

「月40万円のために行動を開始する!」と意気込んだものの、ふと我に返ったとき、足元が少しすくむような感覚もありました。

「……いや待てよ。私は今まで一度もアパート経営の経験がない『全くの素人』じゃないか。ただ単に目先の手続きをこなして引き継ぎを行うだけで、本当に大丈夫か?」

そこで私は、その場の「点」で引き継ぎを終わらせるのではなく、「その先の未来(拡大)」を色々と考えた中で、今どう動くべきかを徹底的に計算しました。この引き継ぎのプロセス自体を、未来の拡大に耐えうる「経営インフラ作りの実験場」として定義し直したのです。

そして、その時の深謀遠慮と、億劫がらずに泥臭く動いたすべてのアクションが、見事に未来の「規模拡大」と「家賃収入の爆発的な増加(月40万円の達成)」へと、綺麗な一本の線で繋がりました。

あのとき、ただ単に引き継ぐだけでなく、その先を見据えて愚直に行動しておいて本当に良かったと、今でも深く、深く振り返っています。

不動産投資のノウハウやテクニックは、後からいくらでも勉強できます。しかし、ビジネスの成否を分けるのは、いつだって「環境の変化を冷静に見極め、その先を予測し、タイミングを逃さずに適切にアクションを起こせるか」という、極めてシンプルなマインドセットです。

もし今、何かの変化に直面して立ち止まりそうになっている方がいたら、ぜひ自分を信じて一歩を踏み出してほしいと思います。その小さな行動が、数年後のあなたに、想像以上の大きな果実をもたらしてくれるはずです。

最後に、私がこの激動の数年間を生き抜き、素人から大家マインドを爆発的に成長させる上で、何度も読み返し、本当に心の支えとなったおすすめの書籍をいくつかシェアしておきますね!

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