いつもブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。
平日は本業のサラリーマンとして勤務しながら、副業法人を立ち上げて今年で4期目を迎えました。 投資を始めてから10年が経ち、現在はアパート3棟、駐車場、事業用太陽光を運営しつつ、米国個別株やインデックスファンドの積立投資を続けています。
前回の記事では、日本の年金積立金を運用する「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」が、4つの資産に分散して25年間で年率4.95%という堅実なリターンを叩き出しているお話をご紹介しました。
GPIFの何よりの強みは、どんな相場環境であっても崩さない「基本ポートフォリオの規律」にあります。
そこで今回は実践編として、 「では、個人投資家である我が家のポートフォリオはどう配分しているのか?」 というテーマで、10年間の試行錯誤の末に行き着いた「資産とインカムの黄金比率(パーセンテージ)」を整理してお話ししてみたいと思います。
1. 我が家の「インカム(現金収入)」の比率
まずは、日々の手元キャッシュフローを支えてくれている「実物資産からの年間インカム比率」です。
- アパート家賃収入: 約85%
- 駐車場収入: 約12%
- 事業用太陽光売電収入: 約3%
- 合計: 100%
この数字をご覧になると、「アパートの比率がかなり高いのではないか?」と思われるかもしれません。
ですが、ここには我が家なりの明確な役割分担があります。
全体の85%を稼ぎ出してくれるアパートは、借入のレバレッジを効かせた「攻めのエンジン」です。大きなキャッシュを生み出してくれる頼もしさがある一方で、退去や突発的な修繕といった波がどうしても生じてしまいます。
それに対して、残りの15%を占める駐車場と太陽光は、入退去の手間や建物修繕の心配がほとんどない「守りのエンジン」としての役割を担っています。
もしアパートで一時的に空室が出たり修繕費用がかさんだりしても、駐車場と太陽光から毎月淡々と手堅いキャッシュが入ってきてくれます。 GPIFが債券を組み入れて株式の暴落をクッションするように、我が家では「駐車場と太陽光」が、アパートの収益の波を吸収してくれる防波堤になってくれています。
2. 実物資産のインカムを「金融資産(米国株)」へ流し込む
そして、この仕組みを完成させる最後のピースが「米国個別株」と「インデックスファンド」の存在です。
アパート、駐車場、太陽光という3つの実物資産が生み出してくれたキャッシュは、口座にそのまま置いておくだけではなく、毎月コツコツと世界市場への積立投資へ流し込んでいます。
- 実物資産(不動産・太陽光): 借入と現物を活かして、今使える「太い円のキャッシュ」を稼ぐ
- 金融資産(米国株・投信): 生み出したキャッシュを、将来に向けて「成長するドル建て資産」に変えていく
不動産投資だけに偏ってしまうと、手元のインカムは増えても、流動性や通貨の分散という面で少し不安が残ります。 かといって株式投資だけでは、短期間で毎月まとまったインカムを作るのはなかなか難しいところがありますよね。
「実物資産で手堅く稼ぎ、金融資産で世界の成長に乗せていく」
この2つのエンジンを回し続けることこそが、サラリーマン投資家がリスクを抑えつつ、着実に純資産の土台を固めていくための最適解だと実感しています。
自分の「黄金比率」を持つと、日々の不安が消えていきます
GPIFのように、どの資産に何パーセント割り振るかという「自分なりの配分ルール」を持っておくと、一時的な相場の浮き沈みや退去連絡があっても、心穏やかに過ごせるようになります。
「攻め」のアパート、「守り」の駐車場や太陽光、そして「将来の成長」を担う米国株。 それぞれの弱点を補い合うバランスを意識することで、平日の本業にしっかり集中しながら、安心して資産形成を続けられるようになりました。
皆さんは現在、どのようなパーセンテージでご自身のポートフォリオを組み立てていらっしゃいますか? 「不動産一本でいくべきか、それとも分散させるべきか」と悩んでいる方のひとつの参考になれば幸いです。


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