毎年ご自身の誕生日月にお手元に送付される年金定期便について確認されていますか?
ご自身がリタイアにした後にどの程度の年金がもらえるのか、特に50歳を超えたあたりの方は気になりますよね。本日は年金定期便の見方についてお話ししたいと思います。
「ねんきん定期便」とは、これまでの年金加入実績や将来受け取れる年金見込額を知らせる通知書です。年齢が(50歳未満か以上か)により、もっとも重要な「見込額」の持つ意味が異なります。
・50歳未満の方:これまでの実績額
ここに記載されているのは、「これまでに収めた保険料だけで計算した、現時点での年金額」です。そのため、20代や30代前半の方は金額が数万円~十数万円と非常に少なく表示されますが、今後働き続けることで、この金額は毎年増えていきます。
・50歳以上の方:将来の見込み額
「現在の加入条件のまま、60歳まで継続して加入したと仮定した、将来の年金見込額」が記載されています。より実際の需給額に近い、リアルな老後資金の目安として参考にできます。
・必ず確認すべき3つの項目
・これまでの加入期間:国民年金や厚生年金(公務員、会社員)の加入月数の合計です。受給資格を満たすには、原則として10年以上の加入期間が必要です。
・これまでの厚生年金保険における標準報酬月額などの月別状況:過去の給与やボーナスが正しく記入されているか確認します。転職が多い方、会社の経営状況に変動があった時期などは、稀に記録漏れがあるケースがあります。
・加入履歴の変遷:会社を辞めた時期や、転職したタイミングの履歴が正確に反映されているか確認します。
リタイアした後の資金計画を考えるうえで年金の見込み額を早めに確認しておくことで、将来の計画もより具体的になりますね。おそらくはがきを受け取っているけど、封を開けずに保管してあるのみという方もいらっしゃるかと思いますので、このような機会に一度中身をじっくり見てみるのはいかがでしょうか。


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